
「ティオの初体験」
「ただいま〜!」
玄関のドアを開け、中に入る少女。彼女の名はティオ。数ヶ月前から"人間のいる世界"で生活をすることとなった子供の一人である。紅茶の紅色をさらに明るくしたような長い髪が一挙一動するたび、左右へ大きく揺れていた。
「ねぇ…恵?まだ帰ってきてないの?」
歩きながらティオがつぶやく。玄関には見なれた靴が置いてあった。今朝恵が履いていったものだ。それがここにあるということは、もう家に帰ってきているはずだった。
「私の声が聞こえてないのかなぁ…。」
ふと横を見るティオ。彼女の前にはトイレに続くドアがティオを見下ろしていた。ドアの上部にある窓にはその奥にある暗闇が姿を見せていた。
「トイレにいるわけでもないんだ…。」
ティオは体を90度動かして再び自分達の部屋へと歩き出した。小さな歩幅をひとつずつ積み重ね、部屋までの距離を縮めていく。そのスピードは次第に速くなっていった。足音も"タッ、タッ、タッ"から"タタタッ…"と軽やかになっていったのだ。そしてあっという間に目的地に到着した。
「恵…いるの?」
ガチャ、と音を立ててドアが開かれていく。そしてティオの視線が部屋の中に入った時、少女は見てしまった。
「め、恵、何をしてるのよ?」
「あ、おかえりティオ。何をって…見れば分かるじゃない。」
恵と呼ばれたのはティオよりもずっと背の高い少女だった。髪はティオほど長くはないが肩ほどまでに伸びており黒に近い茶色をしていた。その恵は帰ってきたティオの声にも気づかず、ある事に夢中になっていたのだ。
「見れば分かるって…、見ててもわからないわ。」
言葉を返すティオ。ティオには恵が自分の……に長い棒状の物を入れているようにしか見えないのだ。不思議な目で自分を見るティオに恵が言葉を返した。
「そっかぁ…ティオはまだ……したことないんだ。まだまだ子供ね。」
「…って、また私を子供扱いして!そんな事魔界じゃ誰もしてないわよ!」
「そうなの…?それなら私がティオの……手伝ってあげるね!」
喋りながら自然に笑みを浮かべる恵。それは仕事で"使っている"笑顔とは違うものだった。ティオと生活するようになって少しずつ変わり始めていることに恵は気づいていなかった。
「え…?私に?なんだか…怖いなぁ。」
ティオの心は揺れ動いていた。自分の指すら入れたことのない部分にあの棒状の物が入っていくことに対して不安になっていた。
「そんなことないって!早く早く!」
そう言ってティオの腕を引っ張りベットに身を移した。
「いい?ティオ。そのまま楽にしていてね。」
ベットで横たわっているティオに恵がそっと抱き寄せた。
「いくよ、ティオ?」
「…うん。」
ティオは横になったまま小さく頷き、それを受けた恵がついにティオの中に"それ"を挿入した。
「あっ…」
棒の先端がちょっと触れるだけでティオはか細い喘ぎ声をあげていた。
「うふふ、ティオってば…。」
「やっぱり…やっぱり怖いよぉ…。」
ティオの言葉を無視して入れるのを止めない恵。棒を動かすだけで、ティオは反応する。その反応に恵は興奮しつつあった。
「やあっ…そんなに…、あっ、あん!」
「ティオってこんなに感じやすい娘だったのね…。」
「しょ、しょうがない…あん、じゃ…ないのよ!」
恵の責めを受けながら必死に訴えるティオ。そのティオを抱きながら棒を動かしていた恵だったが、急に棒の動きを止めたかと思うと、
「そろそろね…。」
「え?何…?」
恵の言葉に不安になるティオをよそに恵は止めていた棒をさらに奥へと入れていった。
「痛い!恵、痛いよぉ…」
「ご、ごめんティオ!まだ早かったわね…。」
初めてのティオにとっていきなり奥に入れられるのは苦痛だったようだ。ティオは涙を流しながら言葉を続けた。
「恵…、もしかしてその棒全部入れちゃうわけ…?」
「そんなわけないでしょ。そんなことしたら……が破れちゃうわ…。」
「そ、そうだよね…。いくらなんでもこんなに長い棒が全部入るわけないもんね…。」
「そうね…。でも、本当はもう少し奥に入れないと意味がないの。だから、少しだけ我慢してくれる…?」
「…うん。でも、今度はもっと優しくしてね…。」
抱き寄せている恵の服を掴んでティオは小さな声で答えた。それを聞いた恵は再び棒を中に入れていった…。
「ん…、さっきよりは痛くないわ。むしろ…」
「むしろ…、気持ちいいんでしょ?ティオは感じやすいからね。」
「もうー!恵ったら!でも…なんか、変な…感じ。あっ…やぁっ…!」
顔を真っ赤にして出したティオの声は入れられてからで一番大きかった。そしてその反応を待っていたかのように、恵が次の言葉を発した。
「それじゃ…もう一度奥に入れるね?」
「うん、お願い…。」
ティオも覚悟できていたようだ。恵を見るその目から不安の色は消えていた。それだけ恵を信頼しているからであるが…。
「じゃ、入れるわね。」
そして恵は再度奥に挿入した。ティオは目をつぶり恵に抱かれながらしがみついていた。
「あぁん!!」
甲高いティオの喘ぎが部屋に響く。恵はそれを聴きながら今度はゆっくりと棒を動かした。そしてようやく恵は棒の動きを止めた。
「それじゃ、そろそろ抜くわね…。」
そう言ったかと思うと、恵は棒を下へと向け少し力を入れてから、ゆっくりと抜き始めた。
「やっ、あっ、あん!ああっ!!」
強い刺激によりティオが思わず声をあげた。その喘ぎが痛みによるものとは少し違っていた。そして棒を抜き出した恵はしばらくその棒を見つめていた。しかし、すぐにティオに声を掛けた。
「見て!ティオ!こんなにいっぱい取れたわ!」
「…え?」
不思議そうにティオは恵と、恵が指差している棒の先端部分へと視線を向けた。
「何、これ…?」
棒の先端には白っぽいものがついていた。…が、その正体をティオは知るよしもなかった。
「これはねぇ…。ちょっと汚いけど垢なの。こっちの世界ではみんな時々掃除してるのよ。」
「そうなんだぁ…。耳の中を掃除するなんて魔界じゃなかったから…。」
「…気持ち良かったでしょ?」
「良かった…のかな。最後の方は痛いのとはちょっと違ってたけど…。」
「じゃ、次はもうひとつの穴を掃除するわよ!」
「えっ…!?」
ティオの初体験はまだ終わりそうになかった…。
完
ガッシュSSでは初めての【まぎらわシリーズ】(笑)どうしてもティオと恵の話を書きたかったけど、ネタが全然思い浮かばず長いこと考えた結果出来たのコレです(汗々)できるだけ……(自主規制)をしているように見せるのが大変でした。って、みんな途中で何をしてるか気づいているか…(ーー;)